皆さん、こんにちは。
農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。
今回は、野菜の値段が変動する理由について説明していきます。
今、スーパーなどで野菜の値段が上がったり、下がったりしています。
なぜ、そんなことが起こるのかという仕組みから始めます。
需要と供給のバランスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
需要と供給のバランスがとれているのがベストです。ですが、なかなかそうはいかないものです。
需要を消費者、供給を生産者に例えて説明していきます。
値段が上がる場合は、生産者が出荷している量が少なく、消費者が欲しいという量が多い時におきます。物不足に陥っている状態です。
値段が下がる場合は、生産者が出荷している量が多く、消費者が欲しいという量が少ない時におきます。物が多い状況です。
この状態は、なかなか制御できるものではありません。
なぜなら、生産者が農作物を栽培する際に制御できないものがあるからです。それは、天気です。
今年のように猛暑が続くと、作物の成長は早まりますので、値段が上がる傾向になります。
今日はここまでにしたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。