農家を悩ます害獣について Part2

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

前回は、「アライグマ」について説明しました。

今回は、「キツネ」について説明していきたいと思います。

 

キツネは、とても賢い動物です。

なぜなら、農作物などを食べるときは、安全な場所まで運んで行ってから食べます。

 

ただし、農家にとってはやっかいな動物でもあります。

私のところでは、スイートコーンでの被害が多いです。収穫時に選別をしていると、皮の部分を引っかいたり、爪の部分を刺しているものが多く見うけられます。

 

キツネは現在、捕獲することが禁止されています。それは、元々日本に生息している動物だからです。

 

最後に、キツネに出くわした時に注意してほしいことがあります。むやみに触れないようにしてください。ご存じの方も多いと思いますが、キツネはエキノコックスというものを持っています。エキノコックスによる感染症により健康に害が出ます。

最近では、自治体によって違いはありますが、エキノコックス検診を行っているところもあります。

 

今日はここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。