農家を悩ます害獣について Part4

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

今回がこのテーマの最終回です。

これまで、「アライグマ」・「キツネ」・「タヌキ」と説明してきました。

最後は、「シカ」です。

 

シカは、跳躍力がすごく、角が当たると怪我をすることもあります。

馴染み深いのは、奈良県の公園や広島県の宮島が多いのではないしょうか。

また、時々ニュースになりますが、列車とシカがぶつかったということもあります。

 

私のところでの被害は、スイートコーンの生育途中に食べられることです。

シカは数が増えすぎたために、駆除されることが多くなってきました。

 

一部の地域では、駆除したシカを加工して食べる地域があります。

最近、耳にする言葉で”ジビエ料理”に使われることもあります。

 

今日は、ここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

農家を悩ます害獣について Part3

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

これまで、「アライグマ」・「キツネ」と説明してきました。

 

今回は、「タヌキ」です。

 

皆さんのタヌキのイメージは、どのようなものでしょうか。

タヌキは、おとなしい性格で、どう猛という一面はありません。

ですが、時に畑の作物を食べることがあります。そういう意味での害獣と考えてください。

タヌキは、キツネ同様に元から日本に生息している在来種になります。なので、法律で駆除することは認められていません。

 

タヌキとアライグマは、よく似ていますが見分ける方法があります。

それは、しっぽを見る事です。

タヌキのしっぽ

アライグマのしっぽ

違いは、タヌキはぼんやりとした色合いのしっぽであること。アライグマはしっかりとしたシマシマの模様になったしっぽであることです。

 

見分ける参考にして頂ければと思います。

 

今日はここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

農家を悩ます害獣について Part2

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

前回は、「アライグマ」について説明しました。

今回は、「キツネ」について説明していきたいと思います。

 

キツネは、とても賢い動物です。

なぜなら、農作物などを食べるときは、安全な場所まで運んで行ってから食べます。

 

ただし、農家にとってはやっかいな動物でもあります。

私のところでは、スイートコーンでの被害が多いです。収穫時に選別をしていると、皮の部分を引っかいたり、爪の部分を刺しているものが多く見うけられます。

 

キツネは現在、捕獲することが禁止されています。それは、元々日本に生息している動物だからです。

 

最後に、キツネに出くわした時に注意してほしいことがあります。むやみに触れないようにしてください。ご存じの方も多いと思いますが、キツネはエキノコックスというものを持っています。エキノコックスによる感染症により健康に害が出ます。

最近では、自治体によって違いはありますが、エキノコックス検診を行っているところもあります。

 

今日はここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

農家を悩ます害獣について Part1

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

今回から数回に分けて、農家を悩ます害獣について説明していきます。

 

第1回目として取り上げるのは、「アライグマ」です。

 

アライグマは、見た目がかわいいので、悪さをしないイメージをお持ちではないでしょうか。

実は、気性が荒く、どう猛な一面を持っています。そして、元々は日本に生息してはいませんでした。

では、なぜ日本に生息しているのか。昔、「あらいぐまラスカル」というアニメがありました。そのアニメの中で、可愛く描かれていたことで、飼いたいという人が増えました。飼ってはみたものの、どんどん気性が荒くなってきて、飼っていた人が野生に放し、増えたことが今に至ります。

 

私たちもその被害を受けています。8月くらいになると、スイートコーンが収穫できるようになってきます。それを食い荒らしに来ます。農家にとっては、頭を悩ませる一因になっています。

 

もし、皆さんがアライグマに出会ってしまった時の注意点を書きたいと思います。

すごくどう猛ですので、決して触れないようにしてください。

 

今日はここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

枝豆と大豆の関係性

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

今回は、「枝豆と大豆の関係性」について書いていきたいと思います。

 

枝豆と大豆は、別の植物だと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、枝豆と大豆は同じ植物なんです。

 

なぜ、姿や色などが違うのに同じ植物なのか。

それは、収穫する時期の違いによるからです。

順を追って、説明していきます。

①大豆の種を畑にまきます。

       ↓

②芽が出て、成長していきます。

       ↓

③夏になり、緑色の莢(さや)がつきます。

       ↓

④秋になって、緑色だった莢が茶色になります。

 

枝豆として食べられるのは、③の時に収穫した時です。④になってから収穫すると大豆になります。

 

枝豆と大豆の違いは、収穫する時期だという事です。

 

今日は、ここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、有難うございました。

1年以上栽培が必要な野菜

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

野菜は1年以内の栽培で収穫できるものと思っている方もいらっしゃると思います。

 

大半の野菜は、1年以内の栽培で収穫することが出来ます。

例外として、1年以内に収穫できない野菜もあります。今回はその野菜について、書いていきたいと思います。

 

皆さんに馴染み深い野菜でいうと、アスパラガスです。

アスパラガスは、植えてから3年目から収穫出来るようになります。

 

それから、身近な食材”こんにゃく”の原材料である、こんにゃく芋です。

こんにゃく芋は、植えては掘り起こしを繰り返して、3年目にようやくこんにゃくの原材料として使えるようになります。

 

高級食材の1つである、ゆり根もそうです。

ゆり根は、畑に植え付けるまでに3年、畑に植え付けてから更に3年もの時間がかかります。食べられるようになるまでに6年かかるということになります。

この過程を知ると、高くてもと合点がいくかと思います。

 

今日は、ここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、有難うございました。

資格試験と漢方セミナー

皆さん、こんにちは。

 

農業セミナー講師の島田良輔(しまだりょうすけ)と言います。

 

今回は、私的な内容についてお話していきたいと思います。

 

今日、午前中にスポーツ医学検定3級を受験してきました。これまで勉強してきたことを出すことが出来たと思っています。結果は、来月の20日以降に分かります。

 

午後からは、漢方セミナーに参加してきました。

久しぶりに参加してきましたが、とても分かりやすく、楽しめました。

 

今日はここまでにしたいと思います。

 

最後まで読んで頂き、有難うございました。